駐車料金を支払わずに出庫した。それだけで逮捕される?どんな罪?【未払い車両の末路】

近隣の街や住宅地に存在するコインパーキングは、出庫する前に料金を支払うことが基本です。
しかし、料金を支払わずに逃げる利用者も一定数いらっしゃいます。この記事では、コインパーキングの料金未払いによる罪名や逮捕の可能性について徹底解説します。
目次
威力業務妨害罪
駐車スペースのロック板を乗り越え、駐車料金を踏み倒したりするケースや、最近増えてきているロックレスの駐車場では支払いせずにそのまま出庫する方もいらっしゃいます。
その他に、ゲート式の駐車場では、ゲートバーを破壊して突破するという方も。
こうした行動によって成立するのが「威力業務妨害罪」です。
威力業務妨害罪は、虚偽の情報や偽計を用いて他人の信用を毀損し、業務を妨害する行為に適用されます。具体的には、車を不正に駐車して駐車スペース提供の業務を妨害したとされます。
威力業務妨害罪の刑
この罪には、最大で3年以下の懲役または最大50万円以下の罰金が科されます。
初犯の場合、略式罰金で済む可能性もありますが、罰金刑が言い渡されれば前科がつくことになります。
器物損壊罪にも問われる可能性も
駐車スペースのロック板などを破壊したり、ゲートバーを破壊した場合、器物損壊罪も成立します。
この罪には、最大で3年以下の懲役、または最大30万円以下の罰金や科料が科せられます。
犯人特定の方法
コインパーキングは基本的に無人ですが、防犯カメラが設置されている駐車場も増えています。
防犯カメラに車のナンバープレートは撮影されていれば、逃走犯を特定するのは容易です。
ナンバープレートが特定できていれば、警察はすぐに所有者を調べることができます。また、悪質な放置車両の場合は、運営会社・土地所有者でも陸運局で所有者を割り出すことが可能です。
弊社駐車場でもカメラを設置しており、下記のようにナンバープレートを撮影することができます。

カメラは常時録画しているため、犯人特定の際に役立てることができます。
逮捕されたらどうなる?
不正な出庫を繰り返すと、令状に基づいて逮捕される可能性があります。逮捕されると最大で3日間、拘束されることになります。
また、これまでに不正出庫を繰り返している場合は逃亡の恐れありと判断されると、勾留が認められ最大で20日間の身柄拘束が続く可能性があります。
複数回駐車料金を踏み倒した方はどうすればいい?
これまでに複数回料金を踏み倒した方、不正出庫をした方はどうすればいいのかですが、できれば自首することをおすすめします。
自首によって逮捕や実名報道のリスクを軽減できます。
また、運営会社にこれまでの料金を支払いたい旨を伝え、未払い分の料金を支払うことも一つです。また示談することで不起訴となることもあります。
逮捕の事例
事例①逮捕
ちなみに料金を踏み倒した方で逮捕された事例です。この方は、実名報道までされています。
無人のコインパーキング2カ所で37回にわたり、アクセルを踏み込むなどしてロック板を無理やり乗り越えて不正に出庫し、駐車していた間、他の車が止められないようにして営業を妨害した疑いがある。
支払いを免れた料金はなんと計約107万円に上るということです。
朝日新聞報道による
事例②略式起訴
ロック板のないコインパーキング(時間貸駐車場)を不正利用して威力業務妨害の疑いで逮捕されていた容疑者が、大阪地検によりに略式起訴されたそうです。
Yahoo!JAPAN報道による
さいごに
このように駐車料金を踏み倒した場合、たかが数回、数百円と軽く考えていると、最悪の場合逮捕される恐れがあります。
逮捕された場合、ご家族に迷惑がかかるだけでなく職場にもばれてしまい迷惑をかけたりするので、絶対にやめましょう。
また、すでに不正駐車をしてしまった人や料金を踏み倒した方は、自首をするか未払い料金を支払いたい旨を運営会社に相談してください。
ご自身で示談交渉することも可能ですが、弁護士の方に相談することをおすすめします。
土地の有効活用、駐車場のリニューアルはエイルパークまでお問い合わせください。







